鹿児島労働局は24日、「労働災害防止対策の取り組み強化に関する緊急要請」を建設業労働災害防止協会県支部など28団体に行ったと発表した。労災の増加を受けた措置。
(12面に建設業の死亡災害事例)
県内では6月末現在、休業4日以上の死傷災害が910人で前年同期比53人増え、死亡災害も7人で同4人増加した。建設業は100人で同17人減少したものの、死亡者は3人で同3人増えた。
死傷災害全体では、転倒災害が25・2%の229人と最も多く発生しているほか、墜落・転落災害や動作の反動・無理な動作による災害が多発している状況。加えて、60歳以上の労働者の被災者数は302人と全体の約3分の1を占めており、高年齢労働者の労働災害防止対策のさらなる推進が求められている。
緊急要請の重点事項
経営トップによる安全衛生活動の強化▽リスクアセスメント・死亡災害防止対策の徹底▽高年齢労働者の労働災害防止対策の推進▽転倒災害・腰痛予防対策の推進▽熱中症予防対策の徹底▽安全衛生教育・危険予知活動の活性化