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秋田建設工業新聞社
2026/07/28

【秋田】国道46号盛岡秋田道路の生保内〜卒田、バイパスを11,270mで計画/都市計画決定に向けた説明会で詳細公表

 県都市計画課は28日、東北地方整備局が事業化を目指す国道46号盛岡秋田道路の生保内〜卒田間のバイパス(都市計画道路「1・5・1号 生保内卒田線」)の詳細ルートを地域住民への説明会で公表。バイパスは、国道46号の野中交差点から神代駐在所東側付近までの全長11,270m、全幅13.5m(車道W3.5m×2、路肩W2.5m×2、中央帯W1.5m)の計画。現道の南側に整備する予定で、橋梁やトンネルの整備も予定している。

 ルートは、国道46号と国道341号が交差する野中交差点を起点に南側へ延伸し、生保内川を渡河した後、田沢湖生保内字四十程付近を現道と並走する形で縦断する。玉川を渡河後は山地を通過し、JR田沢湖線刺巻駅の南側を経て、刺巻湿原南側に迂回。「森の駅」南東側の国有林を南下し、現道と才津川を跨いだ後、終点となる仙北警察署神代駐在所北側で再び、才津川を渡河して現道へ接続する。橋梁やトンネルの設置一は現在検討中で、途中に市道等から乗り入れるランプは設置しない。

 現在の生保内〜卒田間は、急カーブが8カ所や最大5.6%の急勾配など線形不良が点在し、冬期間は堆雪により幅員が狭くなるなど、安全で円滑な交通の確保が課題となっている。また代替路線がないため、物流や医療、観光など地域活動への影響も大きい。このため、円滑で安全な交通環境の確保と信頼性の高い道路ネットワーク構築を目的にバイパスを整備する。

 整備内容検討に当たっては、6年度から沿線地域を対象にアンケートやヒアリングを実施。速度低下の改善や代替路の確保などを求める意見を踏まえ、昨年12月に開催された社会資本整備審議会道路分科会東北地方小委員会で整備内容を決定した。

 28日に開催した説明会では、仙北市の生保内地区と卒田地区を結ぶ重要路線として、都市計画道路「1・5・1号 生保内卒田線」の決定を目指すことや、今後の都市計画手続きについて住民に説明会を実施した。

 今後は、11月に都市計画案の縦覧を行い、12月に県の都市計画審議会を経て、9年2月に都市計画決定を公示する予定。事業採択は早ければ9年度を見込んでおり、採択されれば、秋田河川国道事務所が測量や地質調査に着手する。

提供:秋田建設工業新聞社