石川県は、2027年度国家予算編成の政策提案において防災庁防災局の小松空港周辺での設置、東京国立近代美術館の分館である国立工芸館(金沢市出羽町)の本館化に向けた協議を盛り込んだ。
防災局について県側は、小松空港が日本海側の中央に位置していること、航空自衛隊小松基地との共用空港で有事に自衛隊との協力体制を構築できる利点を強調。このほか、防災局のブランチ機能として、首都圏や本県県央エリアとのアクセスが良好で、航空自衛隊輪島分屯基地との連携・協力がとれる能登空港を提案した。
防災局を巡り設置を要望している自治体は全国で23道府県(市との共同要望含む)に上る(今月15日時点)。道府県名は北海道、岩手、宮城、栃木、群馬、埼玉、富山、石川、福井、長野、岐阜、愛知、三重、大阪、兵庫、岡山、徳島、香川、高知、佐賀、熊本、宮崎、鹿児島。愛知県は名古屋市、大阪府は大阪市と共同で要望している。
国立工芸館の本館化について県では、独立行政法人国立美術館「第6期中期計画」において、「東京国立近代美術館の分館としての位置づけについて見直す」と明記されていると指摘。文化庁及び国立近代美術館に対して、県と金沢市と緊密に連携し、本館化に向けた協議を着実に進めるよう求めている。