県甲賀土木事務所は、信楽町杉山で計画している県道5号木津信楽線道路改築事業について、今年度は用地交渉を進め、確保出来次第、工事へと進めていく方針だ。
主な工事内容は、同市信楽町杉山の市道杉山中筋線と市道朝宮小川線が交差する延長約200bを対象に、3b×2車線に拡幅、歩道2・5b+路肩0・5bへと整備し、全幅約9bの道路改築工事を実施する。歩道の形式はセミフラット形式を原則とし、街渠部の形式は維持管理等を考慮、勾配があるエプロン型を採用予定。
入札方式は、事後審査型一般競争入札が有力視されている。工期・発注時期は調整中とのこと。なお、測量業務は、西日本技術コンサルタント(草津市)が、設計業務は、関西技研(甲賀市)がそれぞれ完了させている。
同線は、京都府木津川市を起点に甲賀市信楽町を終点とする県道で、道路区分は第3種第3級。現道幅員は3bから4b程度と狭隘区間も多く、交通量の多くなる観光シーズンには渋滞を引き起こし、周辺地域住民にまで影響を及ばしていることや、当該地周辺でほ場整備計画が浮上し古くから公図混乱地域であることから道路拡幅計画を実施することとなった。
関連して、県は過年度に策定した国土強靭化地域計画において、県内道路の利便性向上及び安全・安心な道路環境の構築を目指す考えを示している。具体的には、高規格道路(新名神高速道路・甲賀湖南道路・琵琶湖西縦貫道路・滋賀京都連絡道路・名神名阪連絡道路)、直轄国道(国道8号【米原バイパス・野洲栗東バイパス・彦根―東近江間・近江八幡―野洲間等】、国道21号、国道161号【湖西道路・小松拡幅・湖北バイパス・安曇川地区交差点改良等】)、国道365号栃ノ木峠道路をはじめとした主要幹線道路ネットワークの整備については、未事業化区間の早期事業化も含め、国や近隣府県と連携し推進していく。併せて、県事業および琵琶湖大橋有料道路事業、名神高速道路・北陸自動車道・新名神高速道路のICへのアクセス道路の整備やスマートICのさらなる整備について、道路の整備に関するプログラムに基づいて国や市町と連携しながら進めていく。道路インフラの被災により、医療施設や広域防災拠点・県庁・市町役場等へ到達できず、救助・救急活動や災害対応に支障が生じる事態を回避するため、緊急輸送道路および重要物流道路・代替補完路を中心とした道路ネットワークの整備も着実に実施するとともに、滋賀県緊急輸送道路ネットワーク計画に基づく橋梁の耐震対策も計画的に発注していく。また、災害発生時において代替輸送路としての機能を確保するため、農道橋等の耐震対策に対しても順次整備していく考えだ。
提供:滋賀産業新聞