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新建新聞社
2026/07/29

【長野】松塩地区広域 「ラーラ松本」あり方検討委が初会合

老朽化が進行、来夏に方針決定へ
 松塩地区広域施設組合(管理者・臥雲義尚松本市長)は7月29日、第1回ラーラ松本あり方検討委員会を開いた。施設の老朽化などを踏まえ、現施設の一部改修、一部機能廃止、施設機能の再編の3案を軸に今後のあり方を検討する。2026年度は劣化状況の整理や利用実態調査などを進め、27年8月末ごろの方針決定を目指す。
 ラーラ松本(松本市島内7412番地)は、松本クリーンセンターの余熱利用施設。1999年築造のRC造一部S造5階建て、延べ1万3936.46uで、プールや各種運動施設を備えている。
 経年劣化が深刻化しており、2024〜25年度に行った劣化度調査では、躯体に大きな問題はないものの、機械設備や電気設備の老朽化が著しいことが判明。大規模改修を実施した場合の事業費に約105億円を試算している。財源確保が課題となることから、組合は施設の維持更新に加え、必要な機能やサービス水準を含めて今後の方向性を検討する。同調査は、伊藤建築設計事務所(松本市)が担当した。
 今年度は、劣化度調査の結果を整理・分析し現状の課題を把握する。検討委員会の支援業務は、特定非営利活動法人SCOP(松本市)に委託しており、8月末をめどに現状の課題をまとめる。並行して、利用者の年代や性別、居住地、利用頻度などの利用実態調査を実施するほか、類似施設などの先行事例調査も行う予定。
 27年1月末には、方向性3案における必要な改修箇所や求められる機能を具体化する。同年4月には財政シミュレーションなどを示す。6月末に素案をまとめ、8月末に方向性を決定する見通し。事業化する場合は、27年度以降から基本計画の策定などに着手する。
 同委員会は、会長に古田成志氏(松本大学総合経営学部准教授)、副会長に太田敏氏(島内地区平瀬川西町会町会長)を選出した。ほか、地区町連合会会長や構成市村の担当課長、公募委員ら10人で構成する。

提供:新建新聞社