東北地方整備局秋田河川国道事務所は、線形改良し輪中堤新築を行う雄物川下流・平尾鳥地区の河川改修に関し、雄和平尾鳥の竹ノ花と石名坂に設置する樋門設計を三井共同建設コンサルタント、平尾鳥川の線形改良に伴い架け替える新平尾鳥橋の橋梁設計を復建技術コンサルタントに委託した。中田地区の樋門設計は9年度以降に委託する予定。橋梁と樋門の設置は線形改良完了後となる10年度以降に着工する。
事業は、平成29年7月の豪雨により雄物川下流域で家屋浸水が発生したため、秋田市雄和合川から大仙市神宮寺までの27,000m区画で治水対策を進めているもの。これまでに銅屋地区などで堤防整備などを終えている。現在は、浸水被害が発生した平尾鳥地区での業務等を進めている。
秋田市雄和平尾鳥では、竹ノ花に延長約950m、中田に延長約600m、石名坂に延長約560mの輪中堤を新設する計画。各輪中堤には、集落内の排水を行うため、柔構造形式RC構造の樋門を1基ずつ設置する。10年度以降に着工し、輪中堤と樋門は並行して整備する方針。竹ノ花の用地調査を都市整備、中田の用地調査をエイト技術と契約している。石名坂では用地調査をエイト技術、輪中堤の設計は東京コンサルタンツで実施済み。
竹ノ花と中田の集落内には平尾鳥川が流れているため、集落を迂回させる形で同河川を線形改良する。雄物川との合流点から延長約400m区間を対象として、区間内にある市道竹の花藤森線の新平尾鳥橋(L18.7m、W11m)も、橋長19m規模のPC単純プレテンT桁橋に架け替える計画。平尾鳥川の線形改良に早ければ9年度から着工する。
提供/秋田建設工業新聞