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建設経済新聞社
2026/08/03

【京都】西京の「戻り大橋」改築検討 令和10〜12年度で工事完了目指す

 京都市は、西京区大枝沓掛町の「戻り大橋」の改築に向けた検討に入る。
 市は、次期クリーンセンターを旧西部クリーンセンター(西京区大枝沓掛町26)の敷地に建設する計画を進めており、同敷地内の京都市西部梱包圧縮施設の進入道路橋のうち、国道9号及び普通河川小畑川と立体交差する戻り大橋は、建設から60年近くが経過し老朽化が進行していることから、令和18年度末の完成予定としている次期クリーンセンターの整備に先立ち、12年度末までに橋梁の改築を完了する必要がある。
 戻り大橋が立体交差する国道9号は、老ノ坂峠に位置しており、迂回可能な一般道がないことから、橋梁を架替える場合に必要となる通行止めは、一般交通に与える影響が大きく、また当該区間は特殊車両が通行する路線にもなっており、物流に与える影響が大きい。
 こうした状況を踏まえ、戻り大橋の改築では、国道への影響が最小限(通行止めを行わない)となるもので、かつ、令和10〜12年度の3ヵ年で工事を完了することが可能な構造及び工法を検討する。
 そのうえで国道を管理する近畿地方整備局京都国道事務所との合意形成が必須であることから、既設上部工を活用し、耐震上不安定なロッキング橋脚を再構築する等、橋梁全体の改築に係る対策を検討する。
 戻り大橋は橋長がL46・6m、橋幅がW4・7m、橋梁形式が鋼連続非合成桁橋、橋台形式が重力式橋台(2基)・橋脚(1基)。
 環境政策局は7月31日、京都市西部圧縮梱包施設進入道路橋改築設計業務委託(戻り大橋)について、公募型プロポーザルで公告した。
 実現可能な工法を選定し、選定した工法の施工計画の立案、道路管理者及び警察、河川管理者との協議、設計図面の作成等を実施し、詳細設計をまとめる。主な業務内容は@設計計画A現地踏査B既存資料の整理C復元設計D損傷状況の整理Eロッキング橋脚補強対策検討F橋梁補強対策詳細設計G上部工仮受設計・支承交換設計H既設橋梁補修設計I工事用仮桟橋詳細設計J近接影響検討(国道)K施工計画L関係機関との協議用資料作成M報告書作成N照査O測量業務P地質調査業務。
 委託期間は令和10年3月15日まで。
 概算予定価格は5200万円(税込)。
 プロポの主な参加資格要件は、▽京都市契約事務規則第4条第2項に規定する一般競争入札有資格者名簿に登載又は京都市競争入札等取扱要綱第2条第1項各号に掲げる資格を有する▽建設コンサルタント登録規程・別表の鋼構造及びコンクリート部門及び土質及び基礎部門の登録▽1つの契約において、次のア〜ウの全ての要件を満たす委託業務を履行した実績がある(ア・国、地方公共団体、地方道路公社法に基づく地方道路公社又は高速道路会社のいずれかが発注したものであること、イ・元請として受注し、平成28年度以降に完了したものであること、ウ・業務内容に道路橋(人道橋を除く)における、ロッキング橋脚の補強設計を行った業務が含まれていること)等。
 技術提案書の提出は9月1日まで。書面審査又はヒアリングは9月中旬、受託候補者の選定通知及び公表、業務委託契約は10月上旬を予定。
 担当は京都市環境政策局適正処理施設部施設管理課(рO75−222−3964)。