京都府は、宇治市広野町八軒屋谷の山城総合公園内で、防災備蓄倉庫の新築工事を計画している。
令和6年能登半島地震において避難者の健康被害が問題になったことから、避難所の良好な生活環境を維持し、避難者の健康被害や災害関連死を防ぐため、避難所開設当初から必要となる資機材(簡易ベッド等)を保管する倉庫を新築する。
倉庫の概要は、S造平屋建、建築面積約1000u。災害時に迅速な物資供給を実現するため、効率的な荷さばきを行うスペースを有し、パレット輸送にも対応した備蓄倉庫とする。
設計はこのほど指名競争入札で通知。8月21日に開札し担当業者を決定する。履行期間は令和9年3月31まで。
今回委託する業務内容は、防災備蓄倉庫の新築工事一式、付帯設備工事(照明、換気、消防)一式、付帯外構工事一式の設計業務。
基本設計で延1000u規模の単棟案および500u未満の複数棟案について、消防法上の設備要件、建設コスト、維持管理性および運用性を比較検討し、最適案を提案する。10tトラックの進入・荷捌きができるよう、倉庫前面に作業スペースを確保する。
府の6月補正予算では、広域防災活動拠点整備費として2800万円を計上している。災害救助用の重点備蓄物資(食料、飲料水等)を大幅に拡充したことを踏まえ、新たな保管場所を確保するため、広域防災活動拠点を中心に円滑な搬入出機能を有する備蓄倉庫を整備するもの。令和8年〜11年の間で、府内の各エリアに1000u規模の倉庫を整備する予定。