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滋賀産業新聞
2026/08/20

【滋賀】栗東市 栗東駅周辺まちづくり基本方針を見直しへ

 栗東市は今年度、栗東駅周辺まちづくり基本方針の見直しを行う考えだ。2014年(平成26年)10月の策定から約10年が経過していることから、今後の方向性を再度検討。「栗東駅ならでは」の、まちづくりを推進する。12月からのパブリックコメント実施を経て、来年3月の成案化・公表を予定している。
 基本方針の見直し案によると、駅周辺まちづくりの方向性(将来像)として▽栗東の玄関口として魅力ある駅前空間へ▽多様な生活サービス機能が集積する都市拠点へ▽快適性・回遊性のある人中心のまちなかへ―を掲げた。既存ストックを活用しながら効果を検証し、本格整備に繋げる。
 「繋がる」「憩える」「活かす」を3つの要素に挙げた将来像の実現に向けた取り組みには▼ステップ1…整備検討(1〜2年)=マルシェ、キッチンカー、屋外カフェ、芝生広場などを通じた人流・収益性の検証▼ステップ2…暫定整備(3〜5年)=成果が出たものを常設化。広場デッキや屋外テラスの設置▼ステップ3…本格整備(6〜10年)=駅前再整備、民間施設の誘導等による都市拠点の形成―を示している。

 3つの要素に基づく主な取り組みイメージ(案)は次の通り。

 【繋がる】
▽駅と駅前広場、周辺市街地を一体的に捉える=東口公共用地を含む駅前広場の再編により、にぎわい・交流空間としての必要な機能の配置を検討する/まちの玄関口にふさわしい拠点を形成するため、駅周辺の施設や資源を個別に捉えず、連携したまちづくりを推進する

 【憩える】
▽回遊・滞在型の空間を形成する=土地区画整理で整備された、さきら(栗東芸術文化会館)までの動線を活かし、「歩いて楽しめる公共空間」を形成する/駅前空間をつなぐ歩行ネットワークを強化するため、歩行者空間の改善、バリアフリー化を推進する/日常的に、市民が憩い、滞留できる空間を創出するために、緑化やベンチの設置をする
▽多世代・多用途に利用が出来る駅前空間を創出する=人が滞在し、交流が生まれる都市空間へと質的転換を図る/日常時には憩いの場(サードプレイス〔第3の居場所〕)として、非日常時(イベント)には、にぎわいの場として活用できるよう、可変性の高い空間を整備する

 【活かす】
▽既存機能の更新、低未利用地の活用=駅東口公共用地を含む駅前広場を核として位置づけ、社会実験やイベント等を通じた活用を進める/駅周辺施設の老朽化対策、更新などを行い、民間活力の導入などにより既存資源の価値向上を図る
▽文化・芸術、歴史・地域資源を継承・活用する=地域資源である馬などを活かし、市民に親しまれる都市景観や公共空間の整備を進める

提供:滋賀産業新聞