横手市は、7月29日から8月2日に発生した豪雨災害に関し、道路・橋梁復旧費1億4,810万円、河川復旧費2,080万円、都市計画施設復旧費3,410万円を7日付で専決処分した。道路33カ所、河川8カ所、横手公園内2カ所で職員による復旧を行うほか、道路・橋梁3カ所、河川1カ所、横手公園内法面1カ所の測量設計を実施。道路・河川は、10月に国の災害査定を受ける予定で、工事は年度内の発注を目指している。
7月から8月にかけて発生した豪雨では、横手地域や山内地域を中心に被害を受け、公共施設関連では道路36カ所、河川9カ所、横手公園内3カ所が被災している。
予算化した道路・橋梁災害復旧費は3カ所の測量設計委託費、市職員による33カ所の復旧工事費(重機借り上げ、資材購入など伴う)に充てる。測量設計は祇園寺線の金沢地区、瀬野ヶ台1号線の下黒沢地区、同路線の瀬野ヶ台橋を対象に行うため、災害協定を結んでいる横手市建設業協会に委託済み。
このうち祇園寺線・金沢地区では金沢公園東側で延長30mの路肩崩落、瀬野ヶ台1号線・下黒沢地区では黒沢川からの増水により延長30m、幅員3mの路肩崩落が発生。いずれも積ブロックによる復旧を想定している。
瀬野ヶ台橋では7月28日の黒沢川増水により、左岸側橋台と橋脚1基、橋桁、添架配水管が流失し、残った右岸側橋台も橋桁接続部が損傷している。復旧に向け橋梁を新設する予定で、詳細は国との協議で決定するが、橋脚のない橋梁を新設する計画。
河川災害復旧では、市職員による8カ所の災害復旧工事と、沼山川・大沢地区の護岸(右岸L8m)の復旧に向けた測量設計を行う。同地区では、石積みブロックの設置箇所が増水で崩落したため、積ブロックによる復旧を目指す。
道路・河川の国査定に向けた測量設計は、祇園寺線・金沢地区と河川の沼山川・大沢地区を11月、瀬野ヶ台橋と瀬野ヶ台1号線・下黒沢地区を12月までにまとめる。国の査定は10月に受ける予定で、工事費の確保次第だが、年度内の復旧を目指す。
都市計画施設の復旧では、横手公園の南側の法面崩落箇所(W5m、H5m)と、牛沼水路からの越水による道路舗装の流出箇所(L3〜5m)において、市職員による復旧工事を行う。このほか公園南側にある七曲坂で園路上部の法面が幅10m、高さ12m規模にわたり崩落しているため、法面崩落箇所の測量設計を今月中に随意契約し、工法を検討する。復旧工事は国の査定を受けず、年内に公告したい考え。
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秋田建設工業新聞社