神奈川県内で2025年度に発生した道路陥没は245件で、要因が確定した134件のうち89件が下水道による陥没だった。最も陥没が多かったのは横浜市と藤沢市の62件で、特に横浜市では下水道による陥没が48件と、同市の道路陥没の約8割を占めた。全国の道路陥没の要因をみると国、都道府県、市町村ともに道路排水施設の割合が大きいが、政令市などの都市部では下水道による陥没も多くなっている。国土交通省の調査結果からまとめた。
県内で発生した道路陥没245件の道路管理者の内訳は、件数が多い順に▽横浜市=62件▽藤沢市=62件▽横須賀市=34件▽鎌倉市=30件▽川崎市=28件▽平塚市=11件▽厚木市=7件▽大和市=4件▽神奈川県=3件▽愛川町=2件▽相模原市=1件▽湯河原町=1件―だった。国直轄道路の陥没はなかった。
県内の道路陥没245件のうち要因が確定しているのは134件で、下水道を要因とする陥没が89件、道路排水施設による陥没が20件だった。この他、上水道、舗装、樹木、ガス、河川施設、橋梁などが要因として挙がった。
最も陥没が多かった横浜市は62件中56件の要因が判明しており、うち下水道が85・7%に当たる48件。藤沢市は要因が確定している陥没が62件中14件と2割に満たないが、下水道が10件、道路排水施設が2件と判明した。横須賀市は34件中25件で要因が分かっており、18件が下水道、4件が道路排水施設だった。
全国で25年度に発生した道路陥没は直轄国道が101件、都道府県管理道路が1282件、市町村管理道路が9844件の計1万1227件。神奈川県は17番目に多かった。
提供:建通新聞社