県は、小名浜港の長期構想案を取りまとめた。1日、福島市のコラッセふくしまで開いた第4回小名浜港長期構想検討委員会に示し、おおむね承認された。今後、県が一部文言等を修正した上で策定する。
長期構想は、20〜30年先の将来像や長期的な港湾整備の方向性をまとめたもの。社会情勢や小名浜港を取り巻く環境の変化(港湾のカーボンニュートラル、物流の2024年問題等)を踏まえて見直しを進めてきた。
新たな構想の基本理念は「産業や生活を支え、共に創り、つなぐ“小名浜港”」。物流・交流・防災の拠点ごとに目指すべき方向性を定め、各拠点形成に係る対応として東港の拡張可能性の検討や大型船に対応した岸壁の新設および改良、新たな取り組み(サーキュラーエコノミー、モーダルシフトなど)に必要なふ頭用地の確保などを示している。
長期構想の策定に伴い、構想に基づく港湾計画の改定検討に入る。おおむね10〜15年先の港湾空間のあるべき姿の実現を目標とする中期計画で、この計画に基づいて港湾整備が進められている。
(提供:福島建設工業新聞社)