津南町が所有する保養施設「ニュー・グリーンピア津南」の売却をめぐり、投資ファンドのプロスパー(東京都港区)と現運営会社である津南高原開発が、町に同施設の購入および再生に向けた共同提案を行った。
両社は2025年に行われた提案募集でも共同提案を行い、次点となっていた。今回改めて提案した計画によると、SPC(特別目的会社)を設立し、同社が同施設の不動産を購入するとともに、津南高原開発の事業を継承するもの。購入する土地は全体378ヘクタールのうち、ホテル棟やスキー場関連施設などが立地する約211ヘクタールで、価格は土地が2000万円、建物は8000万円とする。
今後は10月までに仮契約を行い、11〜12月に町議会に承認を諮るとともに、津南高原開発からSPCへ事業を継承、27年2月には本契約、支払い、所有権移転登記を済ませる。4月から全館閉館し改修工事を実施、7月のリニューアルオープンを目指す。投資額は4月からの改修工事に10億円規模、長期にわたる建物や設備などの修繕・更新に15〜20億円を見込む。
町は25年度に提案募集を実施し、イントランス(東京都渋谷区)を特定したが、売却契約に必要な町議会の承認が得られないと判断し、今年3月に計画を白紙化。その後、次点だったプロスパーに購入を打診・交渉し、今回に至った。