高知県は、一般会計に35億7521万円を追加する9月補正予算案をまとめた。このうち投資的経費は28億3149万円で、当初からの累計は985億2807万円となり、前年同期と比べ5・8%の増となった。投資的経費の大半は国費の内示状況を踏まえた公共施設のインフラ整備に係る事業費の追加で、20億8453万円を投入する。
インフラ整備の内訳は港湾・海岸事業が10億3320万円で高知港(高知市)他7港、岩戸海岸(室戸市)他3海岸で防波堤や海岸保全施設の整備などを推進する。道路事業には4億6083万円を充て国道439号(大豊町)他3カ所、橋梁長寿命化対策(香南市)で道路整備や防災・減災対策を進める。
都市計画事業には2億0872万円を盛り込み、高知南国線(南国市)他4路線で幹線道路ネットワークや歩行空間を確保するため都市計画道路の整備を行う。砂防事業は2億6447万円で、マキ谷川(四万十市)他10カ所で砂防関係施設の整備を進める。河川事業では1億1730万円を充て、久安川(高知市)他3カ所で河川の堤防や水門の地震・津波対策を行う。
その他、NHK大河ドラマ「ジョン万」関連として、市町村が実施する受け入れ環境の整備や消費拡大につながる取り組みを支援する補助金として5008万円、足摺宇和海国立公園の遊歩道をユニバーサルデザインに対応するための整備に伴う設計委託料499万円を計上。高校教育改革のパイロットケースを創出するため、文部科学省から高校教育改革を先導する拠点校として選ばれた高知農業高校などの施設整備に伴う設計委託料に27年度の債務負担行為として限度額3億1100万円を設定する。
同予算案を審議する県議会9月定例会の会期は9月25日から10月20日まで。
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建通新聞社