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建設経済新聞社
2009/05/15

一般国道367号七瀬橋の耐震化 7月頃の発注が濃厚

七瀬橋の現況
 京都市建設局は、一般国道367号にある七瀬橋の耐震化を進めている。発注見通しでは、▽七瀬橋補修(その1)工事▽七瀬橋補修(その2)工事▽七瀬橋他補修工事−と第2四半期の発注を見込んでいる。補助事業であるため、財源となる国の21年度第1次補正予算案成立を待ってからの発注となる。入札方式については、総合評価落札方式が採用される見込みだ。
 七瀬橋は、国道367号(京都市左京区八瀬)の道路橋として、昭和61年に完成。橋長は61・3m、W13・3m。20年度、中央コンサルタンツが耐震診断を実施した結果、阪神淡路大震災以後に改定された道路橋示方書の基準に批准せず、今年度、落橋防止などの耐震改修を予定している。現在、発注に向け、詳細設計を基に、積算作業などを進めている模様。
 これまで実施してきた橋梁の耐震改修をみると、L50mで落橋防止装置8ヵ所に設置した「橋梁補修工事(松ヶ崎人道橋)他5件一括」で、「鋼構造物又はプレストレストコンクリートにおける総合評定値が850点以上」及び「橋梁補修の施工実績」が参加要件となっている。
 なお、21年度京都市当初予算には、事業費として、7000万円が計上されている。