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建設経済新聞社
2009/06/24

【京都】京都センターの実習場建替 1号棟解体後、跡地に建設 新棟は延2500u規模に

本館南側の1号棟(写真奥)を取り壊し、跡地に建設
 雇用・能力開発機構(神奈川県横浜市)は、長岡京市の同機構京都センター内にある実習場の建替えを計画。22年度に予算がつけば、工事にとりかかる考え。
 雇用・能力開発機構京都センター(ポリテクセンター京都。長岡京市友岡1丁目2−1)は、実習場などが入る1〜7号棟、本館、訓練生ホールなどで構成。建替え対象の1号棟等は昭和40年代の建物で老朽化しており、耐震対策として京都センター敷地内で建替える。設計は内藤建築事務所(京都市左京区)で、履行期限は22年3月26日まで。22年度に予算がつけば工事着手する考え。
 まず1号棟の機能を他の既存施設に移した後、22年1月〜3月頃にも1号棟を解体。跡地の埋蔵文化財調査を行った上で新棟を建設する。新棟の規模はRC造2階建、延2500u程度となる模様。埋文調査に半年程度はかかるとみられ、新棟の工事着手は22年度後半頃になるとみられる。工期は約15・5ヵ月を見込む。
 2〜3号棟の機能は新棟に集約するため、新棟の完成後、2〜3号棟を解体する。1〜3号棟は全てS造2階建で合計の延面積は約2500u。1号棟等取壊し工事概算額算出業務は末松工務店(京都市中京区)が担当。