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建設経済新聞社
2009/08/07

【京都】72ヵ所に74億3100万円 建設交通部関係の箇所決定 農林水産部は12ヵ所で10億7900万円

 京都府は6日、6月補正予算などに伴う公共土木事業及び農林水産部関係公共事業の箇所決定を発表した。内訳は建設交通部関係が72ヵ所(74億3100万円)、農林水産部関係が12ヵ所(10億7900万円)となっている。
 このうち建設交通部関係は、6月補正予算分が39件(56億1600万円)、地域活力基盤創造交付金の追加分が33ヵ所(18億1500万円)で、いずれも公共事業のみ。事業別の内訳は、道路が49件(58億1400万円)、河川が10件(12億0200万円)、砂防が6件(1億0800万円)、公園が3件(1億2000万円)、港湾が4件(1億8700万円)。
 主な事業では、道路新設改良で国道312号(宮津野田川道路)、国道163号(北大河原バイパス)など8ヵ所に27億1000万円。公共交通安全施設整備事業は、山城地区(宇治市)など7ヵ所に9億9900万円。橋梁新設改良事業は、国道175号(大川橋)に2億9000万円を計上した。
 広域河川改修事業には、鴨川(京都市)、古川(井川・城陽市)など6ヵ所に5億4000万円。総合流域防災事業(総合河川整備事業)は、大井出川(木津川市)、高屋川(京丹波町)など2ヵ所に3億円。河川環境整備事業は、由良川(南丹市)に1200万円。河川激甚災害対策特別緊急事業には、大手川(宮津市)に3億5000万円を決定している。
 このほか通常砂防事業は、大門川(福知山市)など新規2渓流を含む5渓流に8800万円。地すべり対策事業は、東畑(精華町)に2000万円。都市公園施設整備事業は、嵐山公園(京都市)など3ヵ所に1億2000万円。港湾統合補助事業は、京都舞鶴港の港湾施設整備に3000万円、宮津港の港湾施設整備に7200万円。港湾侵食対策事業は、宮津港の護岸改築に5500万円、海岸環境整備事業は、宮津港の護岸改築に3000万円を充てている。
 一方、農林水産部関係では、安心・安全の基盤づくりとして福知山市夜久野町など4ヵ所の治山ダム工に2億3900万円、効果早期発現を目指して間人漁港整備事業など8ヵ所に8億4000万円を決定している。