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日刊建設タイムズ社
2009/09/04

【千葉】特定業務代行に前田建設工業を選定/本八幡A地区再開発 来年3月に解体、7月に本体着工へ

 「本八幡A地区市街地再開発組合」(市川市八幡3−3−6、大場俊昭理事長)は、本八幡A地区市街地再開発事業の特定業務代行者に前田建設工業を選定した。今月末までに正式に契約を締結し、その後、来年3月ごろから既存施設の解体工事に着工する予定。本体工事は住宅棟と業務棟に来年7月ごろに着工し、その後、商業棟に着工する。住宅と業務棟は13年7月、施設全体は15年11月ごろの完成を目指す。基本・実施設計は日本設計、デザイン監修は三井純アンドアソシエイツ建築設計事務所(東京都目黒区下目黒2−13−10)がそれぞれ担当。
 業務代行者の募集は今年5月18日から6月1日の期間で実施した。その結果、同社のほか、大林組、竹中工務店、戸田建設の4社が応募。事業提案書などを審査し、市街地再開発協会の推薦を受けて同社を選定した。主な業務内容は@既存建物の解体、除去及び整地業務A施設建築物等工事施工業務B保留床の床処分業務C事務局業務、など。
 同事業の事業場所はJR総武線八幡駅前で、市川市八幡3丁目地内。地区面積は約1.4ha。ここに、商業・業務・住宅の3棟の複合ビルを整備する。
 施設規模はRC造(一部S・RC造)地下1階地上40階(塔屋2階)建て延べ9万733u。住宅は465戸(1戸当り約65u)を予定。内訳は、住宅棟が地下1階地上40階建て延べ約5万9000u、業務棟が地下1階地上7階建て延べ約1万3000u、商業棟が地下1階地上5階建て延べ約1万9000u。総事業費は363億2500万円(うち工事費270億1100万円)を見込む。

日刊建設タイムズ