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日刊建設タイムズ社
2009/09/24

【千葉】ごみ処理2施設でDBO方式を採用/船橋市 北部清掃工場と西浦リサイクル施設

船橋市は、「北部清掃工場建て替え建設事業」と「西浦資源リサイクル施設建設事業」の事業手法について、DBO方式(設計・建設・運営一括)を採用することを決めた。廃棄物処理施設への市の適切な関与ができることや、設計・建設から運営まで一括して発注することによりトータルの事業での競争を促し、事業コストの縮減が期待できることから、同方式の採用を決めた。

北部清掃工場の事業手法については、08年度にPFI導入可能性調査を実施し、VFMの算出などを行い、DBO方式との比較検討を進め、西浦資源リサイクル施設についても基礎調査を行い、その中で整備手法を検討していた。北部清掃工場、リサイクル施設ともに調査業務はパシフィックコンサルタンツ(千葉事務所:千葉市中央区新町1−17)が担当。

DBO方式は、民間資金を活用しないで公共が資金調達を行い、設計・建設・運営を一括して民間に発注する方式で、従来の公設民営事業に比較し民間のノウハウの活用幅が広くなる。

北部清掃工場は、07年度から実施している環境影響評価を来年度までに完了させ、来年度で環境影響評価書を作成するとともに市の都市計画審議会に諮問する。同審議会の承認を得た後、11年度に事業者を公募し、12年度で業者を選定する。その後、13年度に工事に着工し、13−16年度の4か年で実施し、17年4月の稼働を目指す。既存施設は新施設稼働後に2か年程度で解体する。

同事業は、施設の老朽化から既存の北部清掃工場を建て替える。建設場所は、既存工場に隣接する大神保町及び小野田町の各一部地先。敷地面積は約5万9928u。主な施設は、焼却施設工場棟(約1万750u)、可燃粗大ごみの破砕選別処理施設工場棟(約1625u)、管理棟(約980u)、ストックヤード(約440u)などで、ほかに車庫、倉庫など。煙突の高さは約80m。施設の処理能力は日量約432tで計画。処理方式は「ストーカー+灰溶融方式」を採用する。

07年度に事業計画概要書や方法書を縦覧。また、余熱利用施設の施設整備などについての施設整備基本計画をまとめ、環境影響評価に着手した。昨年7月に夏季調査、同年10月から秋季調査、今年1月から冬季調査、5月から春季調査を実施した。基本計画の策定や環境影響評価業務は八千代エンジニヤリング(東京都新宿区西落合2−18−12)が担当。

一方、「西浦資源リサイクル施設建設事業」は、今年度から来年度にかけて事業者を公募・選定する予定。その後、11年度に着工する。工事は11−12年度の2か年で実施し、13年度の稼働を目指す。

建設場所は旧西浦町事業所の解体跡地で西浦1−17−3ほか地先。敷地面積は8430uを見込む。既存施設の解体工事は三井住友建設が施工。処理能力は不燃ごみ・粗大ごみを対象に日量63tで計画。

提供:日刊建設タイムズ