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建通新聞社四国
2009/10/16

【高知】初弾工約200b区間を来月公告 県の高知空港インター線改築

 高知県土木部は、高知東部自動車道(高知南国道路)高知空港インターチェンジ(仮称)と空港へのアクセス道路として、高知空港インター線改築に着手する。9月定例県議会に補正予算として地域活力基盤創造交付金事業の追加事業費を計上し、承認されたことから、早ければ11月中に施工体制確認型総合評価方式一般競争入札で公示する見込み。工事内容は、国道55号から高知龍馬空港に向かって延長約200b、幅員25・25bに着手する予定

 同線は、南国市物部の国道55号から高知龍馬空港付近の南国市道場周北線を結ぶ延長1200b、全幅25・25bの4車線道路。両側に幅員4・5bの歩道(うち幅員1・5bは植樹帯)を設ける。道路規格は第3種2級で、設計速度は時速60`となっている。
 途中には、高規格道路の高知南国道路高知空港インターチェンジランプがあり、その前後の旧河道交差個所には、周辺地域への浸水の影響を緩和するため、道路下に避越機能や遊水機能を有する函渠構造とする。同ランプ北側には延長156・4bの避越多柱式ボックス、南側には延長57・6bの避越多連ボックスをそれぞれ設置し、避越多柱式ボックス区間では、ゼブラ模様を付けた舗装を施す。
 また、新秋田川に架かる橋梁(橋長17・2b)も設置。上部構造は、車道部がPC単純中空床版橋、歩道部が単純非合成鈑桁橋となっている。
 10年度以降、用地交渉や予算状況に応じて工事を進めていき、5〜6年後の開通を目指す。