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建通新聞社(中部)
2009/11/11

【愛知】設計者に山下特定/県尾張地区新設養護学校

 愛知県建設部公共建築課は、「尾張地区新設養護学校」の基本設計に着手するため、簡易指名型総合評価方式で技術提案書を審査した結果、山下設計中部支社(名古屋市中区)を特定した。契約がまとまり次第、2009年度内に基本設計を作成し、10年度の実施設計に備える予定だ。
 校舎棟の規模は鉄筋コンクリート造3階建て。校舎棟、体育館、訓練棟を合わせた延べ床面積は8028平方b。生徒数は46クラス、280人を予定。現段階で体育館、訓練棟は独立した平屋建てを計画しているが、詳細は基本設計の中で明らかになる。
 建設地は稲沢市一色森山町地内で、06年度に廃校となった旧平和高校跡地。校舎棟、体育館などを解体した跡地に新設養護学校を建設する。施工場所のボーリング調査は別途で発注される。工事期間は3カ年間ほどを見込んでいる。
 新設養護学校の付近では、「一宮東」「佐織」などの養護学校があるが、生徒数が適正規模を上回っている。生徒数の過剰化を解消するため、2校のほぼ中間部に位置する旧平和高校跡地に設置することになった。着工は11年度以降になる予定。