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北海道建設新聞社
2009/12/01

【北海道】日銀釧路支店新築が4件分割で公告

 日本銀行(東京都中央区日本橋本石町2の1の1、白川方明総裁)は11月30日付で、一般競争入札(総合評価方式)の釧路支店営業所新築を主体、電気、機械、金庫鉄扉の4件に分割して公告した。いずれも関連保守業務を組み込む。入札説明書交付と事前審査受け付けが12月11日まで、入札書と技術資料の提出が2010年1月19日。同29日に開札する。
 新店舗の規模はRC造、2階、延べ5200m²。日銀の支店では初となる免震構造を採用するほか、津波対策として盛り土をするなど道路より若干高い位置に建設する。
 建設地は釧路市幸町8、9の釧路シビックコア地区内。設計は松田平田設計(東京都港区)が担当。工期は12年4月末を予定している。
 公告したのは、釧路支店営業所新築の「主体および昇降機設備保守」「電気および自家発電設備・ITVカメラ設備・電話交換機設備保守」「機械」「金庫鉄扉」の4件。
 主体、電気、機械については、各工種(機械は管)での経審のP点が1100点以上で、道内に営業所などを置く者が対象。日本銀行契約部署所在地周辺地域(東京、神奈川、千葉、埼玉)いずれかに連絡・調整が可能な営業所などを置くことを条件としている。
 施工実績を見ると、主体は1999年度以降に完工したSRC造、延べ床面積5000m²以上の事務所・庁舎の建築を5件以上、さらに04年度以降にRC・SRC造、建築面積4000m²以上の免震構造建築を3件以上、施工した者とした。
 電気は99年度以降同様の電気工事を3件以上、さらに04年度以降に完工した免震構造ビル(新築、免震化改修)の電気工事を1件以上施工した者。機械は99年度以降同様の空気調和換気または給排水衛生ガスを3件以上、さらに04年度以降に完工した免震構造ビル(同)の機械と地中熱を利用した空気調和換気設備ビルを各1件以上施工した者を対象とした。
 金庫鉄扉の製造・設置は、機械器具設置でのP点が850点以上で、道内と契約部署所在地周辺地域いずれかに連絡・調整が可能な営業所などを置くことが条件。99年度以降に大型金庫扉(約幅1000_×高さ2000_以上)を5基以上、金融機関に製造・納入し、自社で定期的な保守点検をしている者。国内の自社工場で製造可能であることも条件付けた。
 金庫鉄扉の工事については、特殊な上、セキュリティーに万全を期すため、2段階の資格審査を実施。受け付けは1回目が今月11日、2回目が同18日までとなっている。
 入札手続きに関する担当部署は、日本銀行文書局管財・用度企画担当(東京都中央区日本橋室町2の1の1の三井二号館7階、電話03(6214)2108、2109)。ここで入札説明書を交付するほか、入札書と技術提案書を持参で受け付ける。
 1月29日午前10時15分から同会議室で開札。技術資料は開札前に評価する。