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建通新聞社(中部)
2009/12/09

【岐阜】10年度に着工へ年度内に計画策定/ぎふイノベーションセンター整備

 文部科学省の地域産学官共同研究拠点整備事業の採択を受けて、岐阜県内にものづくりの地域産学官共同研究拠点「ぎふイノベーションセンター」(仮称)を整備することが4日、決まった。これを受けて県では、2009年度内に地域の産学官からなる事業運営委員会を設置し、年度末までに整備計画、事業運営計画、機種選定などの計画策定を図ることになった。事業主体は独立行政法人科学技術振興機構(JST)。10年度の着工、11年度からの運営開始を目指していく。
 国の1次補正を受けた同事業に、県や岐阜大学のほか、県内外の大学・高専、産業界などが共同で拠点整備を提案していたもの。関市小瀬の岐阜県機械材料研究所の施設を改修・増築し、航空機・自動車、医療機器、環境調和型セラミックスを主たる活動分野とし、共同研究と人材育成を核とする産学官連携を推進する拠点づくりを図る。採択額は研究設備調達費と施設改修増築費を合わせ16・8億円。
 計画では、JSTが本館棟と実験研修棟、試験棟合わせて約2650平方bを改修するほか、試験棟を延べ350平方b増築。最鋭の加工機械や試験評価機器を新たに40前後整備し、研究所の現在の保有設備と併せ80前後の機器を配備する。
 申請者は、岐阜県・岐阜大学のほか、名古屋工業大学、大同大学、岐阜工業高等専門学校、岐阜県工業会、岐阜県経済同友会、岐阜県機械金属協会の8機関。これに航空機関連企業、自動車関連企業、医療機器関連企業など35社の企業が賛同した。
 拠点整備後は、各産業の共同研究や共同機器利用、人材育成などの事業を通じ、企業の優れたモノづくり技術やノウハウを「航空機」、「医療機器」、「環境関連」の成長分野へ展開させ、地域企業の成長分野への展開を図り、産業構造の多様化・高度化を目指すことにしている。