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建通新聞社四国
2010/01/26

【徳島】月末にも公告 撫養港海岸堤防改良その7

 国土交通省小松島港湾空港整備事務所は、撫養港海岸桑島瀬戸地区の大規模地震津波対策事業について、2009年度の残る堤防改良工事として、その5〜10の6カ所を計画している。その5、6はすでに公告済み。その7も1月末から2月初旬をめどに公告する見通し。ただ、その8〜10の3カ所については、10年度への繰り越しも視野に入れて、発注スケジュールの検討を進めることになりそうだ。
 本年度残分として計画している同堤防改良その5〜10は、すべて鳴門塩業本社・本社工場(鳴門市撫養町黒崎字松島)後背部、延長約940bの工区内での改良が対象。各個所の特性に合わせて、地上部からの地盤改良や海上部からの施工を組み合わせている。
 2月初旬の公告を目指している同堤防改良その7は、鳴門塩業敷地の東端、鳴門競艇場と接する個所での施工。狭隘な個所のため、地上から堤体直下の補強を見込んでおり、作業台を仮設してコンパクショングラウチング工法で施工する。工期は約7カ月を予定。
 発注時期の検討を進めている同堤防改良その8は、鳴門塩業敷地を流れる川の河口部東側。同社施設に近いため、矢板を打設し、地上部から地盤改良を行う。工期は約7カ月。
 同堤防改良その9は、その8の東側、約30bの区間で捨石による基礎工。工期は約5カ月をみている。同堤防改良その10は、逆にその8の西側で地上部からの地盤改良を予定。ここも矢板工が附帯し、約5カ月の工期を予定している。
 先行して公告している同堤防改良その5(地上部からの改良)とその6(海上部からの改良)は2〜3月初旬に施工者が決まる予定。
 撫養港海岸大規模地震津波対策は、南海地震の発生を視野に、鳴門市の桑島・瀬戸地区(総事業対象延長2590b)で老朽化・劣化が進んでいる堤防の沈下・倒壊を防ぐ事業。総事業費は約135億円を見込んでいる。06年度に国直轄事業に新規採択され、08年3月から現地での対策工事に着工。09年度分の整備で、鳴門塩業後背面区間の改良が大幅に進む見通しとなっている。