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建通新聞社四国
2010/02/02

【高知】はりまや橋〜高知城間東西軸活性化プラン検討会開く

 はりまや橋から高知城までの東西軸エリア活性化に係る第1回プラン検討会がこのほど、高知県庁で開催された。冒頭、尾ア正直知事は「今後、このプランで新たに検討・実施していく具体的な施策の中で、対応できるものは2010年度の当初予算に盛り込むとともに、高知県産業振興計画の中で高知市地域アクションプランにも積極的に追加していく」と述べた。
 同検討会が取り組むべき対策事業のうち主なランクAの案件は次の通り。
【高知城】
 ▽新たな歴史系資料館の建設─山内家資料を中心に戦国時代から明治まで土佐の歴史資料を一堂に展示する新施設を高知財務事務所および県立図書館の移転跡地を建設候補地として模索している▽高知城内の樹木剪定─天守閣を城の周囲から眺めることができるように、場内樹木の選定を実施し、城の展望を確保する▽高知城内や周辺の案内看板のリニューアル─案内版や看板類を木製の趣のある案内版にリニューアルするとともに、ビューポイントから離した場所への設置を検討する▽丸の内緑地などの周辺にお城を眺め、憩える空間の整備─丸の内緑地などの城周辺に憩える空間を整備する
【はりまや橋】
 ▽はりまや橋のライトアップ─地下道にある案内板や歌詞などの地上への移設やフォトスポットとして魅力付けとともに夜間のライトアップにより人の流れを作る▽はりまや橋の東西ラインの良好な景観の形成─はりまや橋東・西都市美形成モデル地区の建築物などへの修景整備への支援を行う
【日曜市】
 ▽トイレのリニューアル─高速千円効果、龍馬伝効果により観光客の増加が期待できる。初めて高知を訪れる観光客にリピーターになってもらえるよう、トイレなどの施設をリニューアルする
【追手筋新名所】
 ▽追手前小学校敷地の活用─統合後の敷地の活用が課題となっている追手前小学校の敷地は、県と市の新図書館建設の候補であり、教育の場だけでなく、郷土関係の図書や資料を有することから、郷土文化発信の拠点となる