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建通新聞社四国
2010/02/02

【愛媛】宇和病院を建て替えへ 西予市が方針固める

 西予市は、老朽化して耐震性不足も懸念されている宇和病院(宇和町卯之町)の施設について、建て替える方針を固めた。2010年度中にも基本構想を策定し、13年度の新病院完成を目指す考えだ。
 建て替えか耐震補強かといった対策手法選定などのために市が設置した市立病院等検討委員会の答申を受けて、三好幹二市長が建て替え方針を示した。県がまとめた八幡浜・大洲圏域の地域医療再生計画に宇和病院の整備が盛り込まれたこともあり、早期建設を明確にする形になった。
 答申書では、新宇和病院の建設を求めるとともに、野村病院を含めた2つの市立病院の機能分担を明確化するよう要望。新宇和病院には2次救急病院(24時間365日)としての体勢を整備して一般医療と急性期を中心とした入院医療を担わせ、一方の野村病院は機能をより充実したものにすべき、としている。
 市は、公営企業部内に(仮称)新病院建設推進室を4月にも設け、建設地や規模、機能などを検討していく予定。計画では、基本構想策定に続いて11年度に実施設計を行った上で12年度に着工し、2カ年で完成させることになる見通しだ。建設地については、基本構想策定と併行して検討していくとしている。
 築34年となる宇和病院の施設は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ4951平方bの本館と、同造2階建て延べ495平方b(計144床)の透析病棟などで構成している。耐震診断は大建設計工務(松山市)が担当した。