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建設経済新聞社
2010/02/17

【京都】八瀬小学校移転新築へ 佐藤総合計画で基本計画進む

 京都市教育委員会は、22年度当初教育予算案で京都市立八瀬小学校の移転新築に1750万円を計上。現在、佐藤総合計画(東京都墨田区)で基本計画の策定を進めている。22年3月までを履行期間として、22年度には基本設計及び実施設計に着手。23年度には体育館の建設に踏み切り、24年度の完成を予定。24年度以降には校舎他の施設建設に動き出す予定だ。
 八瀬小学校(京都市左京区八瀬秋元町)では、理科室と家庭科室を兼用しているなど特別教室が不足しているほか、講堂を体育館代わりとして使用するなど敷地面積及び建物面積が不足している。さらにグラウンドが校舎から300m離れた箇所にあり、グラウンドを使用するにも国道を横断する危険性が伴うなど課題が山積している。
 それらの解消のため、総事業費は10億9000万円をかけて、新校舎等をグラウンド隣接地に移転新築する。現在、新校舎等の建設用地は取得済み。今後、校舎、屋内運動場等を当該敷地へ移転し、学校機能の統合を図っていく考えだ。
 なお、現在の校舎規模は、RC造3階建、延約1250u程度。児童数は61名(21年5月現在)。