トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2010/03/09

【徳島】新年度に設計等 那賀警察署耐震化

 徳島県警察本部は、2010年度の警察施設整備事業として、09年度から増築に着工している牟岐警察署とともに、新たに那賀警察署の耐震改修事業に着手する。10年度は設計や地質調査を計画しており、次年度以降の改修に備える見通し。
 新たに耐震化に着手する那賀警察署の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ693平方b。1964年の建設で、老朽化も進んでいる。所在地は、那賀町和食郷字南川。
 すでに耐震改修事業に着手している牟岐署は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1018平方b。09年9月から、耐震化に先行して増築工事に着手しており、完成後に新たな執務スペースが確保できれば、耐震補強工事に移る見通し。所在地は牟岐町大字中村字山田。設計は剛建築事務所(徳島市)が担当している。
 牟岐署、那賀署のほかにも、県内では耐震化が必要とされている警察署が複数残っている。県の耐震化計画で指揮・情報伝達施設として防災拠点に位置づけられている警察署等の耐震化状況は、すでに着手済みの牟岐署を除いた全17施設のうち9施設が新耐震基準に適合。残る8警察署のうち、徳島東、那賀、板野(本館)、石井、吉野川、美馬、つるぎの7警察署が「耐震化が必要」とされている。
 残る阿波警察署は「あり方を検討中」。同署については、04年度に県議会総務委員会に提出された「警察署および交番・駐在所の配置と管轄区域の見直し計画」の中で、吉野川署との統合計画が示されていた。同見直し計画の中では、時期未定の方針ではあるものの、美馬署(当時・脇町署)とつるぎ署(当時・貞光署)の統合も示唆されており、これら4警察署は、ここで示された統合の可能性も含めて、耐震化計画が検討されることになりそうだ。また、県内最大規模の警察署となる徳島東署についても、08年度の6月議会防災対策特別委員会で「移転も含めて検討」していることが明らかにされている。
 このため、現在のところ、県が耐震改修等実施計画に「2015年度までに耐震化を図る施設」として盛り込んでいるのは那賀、板野、石井の3警察署。厳しい県財政の状況では、同時並行的な改修・改築が難しいため、この中で牟岐警察署に続く耐震改修として、10年度から那賀署に着手することとなったようだ。
 耐震化が必要とされている主な7施設の概要(@規模・全て鉄筋コンクリート造A竣工年度)は次の通り。
 ▽板野警察署(板野町)─@3階建て延べ1071平方b(本館のみ)A1969年▽石井警察署(石井町)─3階建て延べ1185平方bA77年▽徳島東警察署(徳島市)─@5階建て・地下1階延べ5747平方bA72年▽吉野川警察署(吉野川市)─@3階建て延べ1061平方bA65年▽美馬警察署(美馬市)─@3階建て延べ1284平方bA73年▽つるぎ警察署(つるぎ町)─@3階建て延べ1196平方bA68年