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建通新聞社四国
2010/03/16

【愛媛】一般病棟など建て替え 国立愛媛病院

 国立病院機構愛媛病院(東温市横河原)は、1965年ごろに建設されて老朽化した一般病棟などの建て替えを計画している。基本・実施設計、工事監理業務は丸川建築設計事務所(岡山市)に委託。11月までに基本・実施設計を完了させ、早ければ11月中旬にも建築本体工などの一般競争入札を公示する方針だ。
 新病棟は、同病院敷地内の東側にある旧重心病棟跡地に建設。規模や施設内容などについては検討中で、これから基本設計を進める段階で意見を集約したうえで決定することにしている。
 当初の基本計画では鉄筋コンクリート造5階建て延べ8672平方bの規模を想定。1階に手術室や機能訓練室を配置し、2階から5階を一般病棟として使用する考えで、そのうち2階には神経内科と内科50床、3階には循環器科内科50床、4階には整形外科60床、5階には呼吸器科と結核ユニットなど60床の計220床の機能を持たせることを打ち出している。
 工事は2011年1月中旬ごろにも着手したい意向。工期としては約11カ月を見込んでおり、12年1月の供用開始目指す。