トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設タイムズ社
2010/03/18

【千葉】高滝ダム周辺を道路清掃/市原市管工事協組と市水道部が 水源保全でボランティア

3.17-1 市原市管工事協同組合(根元精一理事長)は13日、市原市水道部(柴ア松雄部長)との共催による「高滝ダム周辺道路清掃ボランティア」=写真=を実施した。
 水道行政に関わる事業者として、「安全で良質な水道水を供給するため、水源である高滝ダム周辺の清掃活動を行い、水源保全に取り組む」のが目的で、この日は総勢94人が参加。内訳は、同組合員44人、市原市水道部職員38人及びその家族12人。
 根元理事長によると、今回のボランティア活動は、同組合が昨年3月に官公需適格組合に承認されたことから、それを機に組合員の社会貢献に対する意識と機運が高まり、市水道局との協議を経て実現に至ったという。
 さらに氏は、「これらの活動は県内の管工事組合では初めてだと聞く。我々がその先駆けとなり、今後も毎年実施することで、これらの輪が広がってほしい」と話すとともに、「清掃活動以外のボランティアについても検討したい」と、組合として地域貢献に対する意欲を示した。。3.17-2
 当日(土曜日)の作業は午前9時から11時までの約2時間で、実施コースは3コースに区分。高滝湖をほぼ中央から2分する「加茂橋」を境に、せせらぎ広場側(牛久方面)を「Aコース」、水と彫刻の丘側(養老渓谷方面)を「Bコース」、高滝駅前及び小湊鉄道踏切、ダム展望テラス周辺などを「Cコース」とし、それぞれ約4qに設定した。
 回収したごみの量は、軽トラックで約1台分。これらは可燃物、不燃物、粗大ゴミなどに分別し、運搬した。

提供:日刊建設タイムズ