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北海道建設新聞社
2010/04/01

【北海道】道が支庁再編で3500人余りの異動−本庁は5部長交代

 道は1日付で、14支庁を9総合振興局(空知、後志、胆振、渡島、上川、宗谷、オホーツク、十勝、釧路)と5振興局(石狩、日高、桧山、留萌、根室)に変更し、これに伴う異動者を含む3532人規模の人事異動を発令した。本庁部長級では、総務、環境生活、保健福祉、経済、水産林務の各部長が交代。内部組織化により「建設管理部」に名称が変わった土現関連では、所長職に相当する9総合振興局と留萌振興局の副局長(建設管理部担当)10人中、6人が交代した。
 異動者の内訳は、本庁の部次長級が約180人、課長級が約480人、主幹級が約850人、主査級が約2000人。異動者総数は2009年度とほぼ同等の規模となった。
 本庁部長級では、副知事に就任した多田健一郎総務部長の後任として、立川宏総務部危機管理監を起用。環境生活部長には田中正巳釧路支庁長、保健福祉部長には札幌医大に出向していた高橋幸雄総務部参与、経済部長には坂口収上川支庁長、水産林務部長には野呂田隆史日高支庁長が就いた。
 支庁長職に相当する、総合振興局と振興局の局長ポストの異動者は14人中8人。空知、後志、胆振、上川、釧路の5総合振興局と、石狩、日高、留萌の3振興局で交代した。空知は羽貝敏彦農政部次長、後志は神耐三上川支庁副支庁長、胆振は石橋秀規新幹線・交通企画局長、上川は窪田毅経済部次長、釧路は柴田達夫観光局長、石狩は荒川剛林務局長、日高は北村健食の安全推進局長、留萌は高田久知事室次長がそれぞれ局長となった。
 旧土現所長ポストの副局長(建設管理部担当)は、9総合振興局と留萌振興局に置かれ、10人中6人が交代。異動を伴ったのは空知、後志、渡島、オホーツク、十勝の5総合振興局と留萌振興局。各副局長は空知が名取哲哉河川課長、後志が市川伸都市計画課長、渡島が土栄正人道路課長、オホーツクが岡田恭一建設政策課長、十勝が木村篤都市環境課参事、留萌が五十嵐誠治建設政策課参事となった。
 このほか、本庁の建設部では、建設管理局長に寺田朗総務課長、建設業担当局長に篠崎信馬留萌土現所長、新設の空港港湾局長に武田裕二道建設技術センター事務局長、まちづくり局長に下出育生函館土現所長が就いた。
 農政部では、次長に橋本博行競馬事業室長が就いたほか、局長4人が交代。水産林務部では、次長に宮森博康食品加工研究センター副所長、技監に佐藤雅春水産振興課参事が就き、林務局長と水産局長を含む局長4人が代わった。
 森づくりセンターは、土現と同様に総合振興局と振興局の内部組織となり、名称が「森林室」に変更された。