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建通新聞社四国
2010/04/02

【徳島】候補地は市場町古田地区 阿波市新市庁舎

 阿波市の野崎國勝市長は、3月30日に招集した市議会全員協議会で、新市庁舎建設候補地を市場町切幡字古田地区にすると発表した。今後、2014年度末までの建物完成を目指して事業認定手続きなどを進める。
 候補地の区域面積は約5万2000平方b。地権者は19人。建設候補地は、阿波市の東西約20`でほぼ中心部に位置する。県道鳴門池田線から候補地までの約1`の区間は幅員15bの2車線道路(市道末広古田線)が接続する。また、県道船戸切幡上板線と大規模農道に続く市道市場東部線の結節点となっている。大部分は農用地で宅地等は少ない。
 10年度は、用地取得計画の策定とともに庁舎の適正規模を検討、事業化に向けた事務手続きを進める。当初予算には、事業認定委託料1000万円、建設地造成計画設計委託料700万円を計上している。
 新市庁舎の想定規模は、国の基準に基づいた算出では床面積9800平方bが必要。ただし、階数や延べ床面積、その他施設、用地取得する面積は今後に検討していく。基本設計委託は11年度以降になる見通し。
 庁舎建設基本計画策定はアール・アイ・エー(大阪市北区)が担当した。