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建通新聞社(静岡)
2010/04/07

【静岡】県=県営東部団地等改修に41億円余投じ、6月までに発注か

  静岡県は、高度成長期に建設した大量の県営住宅について、2010年度に41億2600万円を投入し、建て替えや全面的改善などの再生整備事業を実施する。東部団地の再生整備では、「設計・施工・維持管理一括型」の発注方式で第1四半期にも改築工事を発注する見通し。茶畑、麻機羽高の2団地では、全面的改善事業(トータルリモデル)に新規着工する。
 東部団地(静岡市葵区瀬名)では、1967年から69年にかけて建設されたA〜K棟の11棟が、老朽化に加えて「間取りが家族形態に合わない」といった問題を抱える。そこで、既存の11棟を除却・解体した上で、新たに3棟程度の新住棟を建設する。
 再生整備に当たっては、受注者が維持管理までを請け負う「設計・施工・維持管理一括型」で発注する。建設と維持管理を含めて14年間を事業期間に想定。このうち、既存住宅の除却、調査、設計、建設の期間として約6年2カ月を試算している。
 新住棟の建設により、既存の11棟・240戸が176戸に集約される。解体後の跡地は駐車スペースとしても活用する計画だが、具体的な敷地活用計画や新住棟の規模、棟数などは未定。現在、民活アドバイザリー業務を佐藤総合計画静岡事務所(静岡市葵区)で進めている。
 順調なら第1四半期中にも、総合評価一般競争入札で発注する見通し。再整備の棟数・規模などは選定事業者が計画を練り、方針を決める。

《茶畑・麻機の2団地で全面的改善に新規着工》
 「全面的改善事業」では、2団地を対象に機能が古くなった公営住宅を対象に住戸内の内装や設備配管などをすべて撤去し、現代的な間取りに改修する。3点給湯の台所・風呂・洗面所などの設備を更新し、共用部分にはエレベーターを設置。原則的に、施工時には躯体を残して、電力供給源からすべて改修する。
 10年度には、裾野市の茶畑団地7号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ2502平方b)の50戸と、静岡市葵区の麻機羽高団地17棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1563平方b)、18号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1563平方b)の計60戸を対象に整備する。
 一方、「居住改善事業」では、老朽・陳腐化した住宅の台所、浴室などの設備機器類を改修。七尾団地(熱海市伊豆山七尾原)と安倍口団地(静岡市葵区安倍口団地)の計54戸で整備を計画している。

建通新聞社 静岡支社