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建通新聞社(静岡)
2010/04/14

【静岡】県=新合併支援重点道路整備 富士・富士川地区など6地区に13.5億円

 静岡県は、合併新法により合併市町を支援する「新合併支援重点道路整備」事業について、2010年度に13億5000万円を投入し、「富士・富士川地区」など6地区の整備を進める。10年度の新規事業着工はなく、6地区すべてが継続整備となる。今後、各地区ごとに事業個所の取りまとめや発注に向けた準備を進める。
 「新合併支援重点道路整備」とは、合併市町の新たな道路整備を事業化(県単独事業)することで、生活基盤である道路の早期整備や新市の一体性の実現を図るもの。
 事業内容として、@新市中心部と旧市町の中心部を連結する道路A新市の公共施設などの共同利用に資する道路B医療、福祉、消防、教育などの面で連携を果たす道路C隣接市との連絡道路−の整備を予定している市町に対し、県が予算を配分。事業着手から5年間を事業期間に設定している。
 09年度には「静岡県市町村合併推進構想」による構想対象市町のうち、湖西・新居地区、富士宮・芝川地区などを対象地区に追加。10年度の新規整備地区はないものの、継続6地区に13億5000万円を投じて、道路整備を支援する(=対象地区は表参照)。
 富士・富士川地区など08年度に事業着手した4地区は12年度まで、09年度に新規着手した2地区は13年度までに道路整備を実施。具体的な事業個所は、県管理道路のうち、新市町基本計画に位置付けられた路線の中から、合併協議会の考え方や意向を尊重し、各地区ごとに選定する。

建通新聞社 静岡支社