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建設経済新聞社
2010/04/23

【京都】附属図書館の再整備へ 22年度に整備計画策定

現在の附属図書館
 国立大学法人京都教育大学は、将来的な施設整備を視野に入れ、附属図書館の再整備計画を策定する。
 京都市伏見区深草藤森町の同大学内にある附属図書館(4階建、延2706u)は、和書・洋書あわせて約30万冊の蔵書を抱え、CDやDVDなど視聴覚資料も収蔵する。大学の中期目標(22年度〜27年度)では、附属図書館について「施設の整備を視野に入れ、蔵書データベースの拡充等により機能の充実を進め、全学の情報システムの整備と活用を一層推進する」としており、22年度は図書館再整備のプランづくりを進める。再整備は一部増築部分を4階建にする構想があがっている。なお、同大学は21年度に附属図書館増築設計を小笠原設計(大阪市中央区)で行った。
 このほか、同大学では22年度に附属京都中学校講堂等改修その他工事として、建築・電気・機械の3件を7〜9月に発注する予定。RC造2階建、延2830u規模の講堂等を対象に1790uを改修する。
 予算では小山(附小中)校舎改修・小規模改修に総額2億8000万円を盛り込んだ。財源は施設整備費補助金2億2600万円、国立大学財務・経営センター施設費交付金5400万円を充てる。
 また22年度に全学の施設の使用実態調査を実施するほか、施設整備事業の有効性・効果を検証し、事業計画順位の決定も行う。