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建通新聞社四国
2010/04/30

【徳島】エネルギー棟を公告へ 県立中央病院改築

 徳島県病院局は、県立中央病院改築工事のうちエネルギーセンター棟および連絡橋を新築する。入札は一般競争での執行となり、エネルギーセンター棟建築については5、6月ごろ、連絡橋は9月末をめどに公告する予定。
 新中央病院へ電気・給湯設備などのエネルギー源を供給するエネルギーセンター棟の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1823平方b。内部は、1階にボイラー室、ポンプ室、熱源機械室、2階に電気室、発電機などを設置する。工事は、建築のほか電気、空調、管の4分割。設備については、2010年中の公告を目指している。設計は内藤建築事務所(京都市)が担当した。建設地は徳島市蔵本町1丁目で建設を進めている新中央病院の南側隣接地。
 連絡橋は、新中央病院3階と徳島大学病院中央診療棟3階を結ぶもので徳島大学病院立体駐車場の上を通過する形で設置する。延長は60・5b、幅員4・4b、高さ9・8b。鉄骨造の橋脚4本で桁部分を支える。床部分はコンクリート造、天井部分はデッキコンクリート造。
 県下の大規模病院である「県立中央病院」と「徳島大学病院」が隣接しているという地理的条件を最大限に生かし、更なる「連携強化」や「効率的な機能分担」を進める立場から、県全体の「医療の質の向上」等を図る「総合メディカルゾーン構想」の一環として整備される。