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建通新聞社四国
2010/05/07

【愛媛】事業推進へ調査設計 国道56号肱川橋架替

 国土交通省は、国道56号肱川橋(大洲市大洲〜中村)の架け替えを計画、2010年度事業費として1000万円を予算化した。同省大洲河川国道事務所は、事業推進に向けた各種調査設計を行う方針だ。
 この計画は、現橋の老朽化や耐震性の不足などを受けたもの。同事務所は、事業推進にあたって学識経験者や地域住民、行政関係者らで構成する「肱川橋周辺まちづくり検討委員会」(委員長・柏谷増男愛媛大学大学院理工学研究科教授)を09年度に立ち上げ、橋梁形式や周辺の環境と景観、まちづくりなどに関する具体策を探ってきた。
 これまでに委員会で打ち出された方針によると、新しい橋は鋼・コンクリート合成桁形式で、4径間の延長184b。計画幅員は15・3bで、車道を上り・下り3・25bずつ、自転車歩行者道を同じく3bずつ、確保する。概算工事費は22億円。設計は大日本コンサルタントが担当した。
 同事務所によると、この形式の採用により、桁の厚みを抑え、桁下面と洪水時水面との間の余裕高をより確保できるほか、耐久性も向上。さらに上水や通信の管路が桁の間に収まるため、川から見上げる景観も整う。また、路面はコンクリート床版になるため、振動が少ないほか凍結防止対策なども抑制できるという。
 同事務所は調査設計に続いて、設計協議や用地買収などを進めた後に架け替えに着手。工事は仮橋の設置などを先行させることになる。