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建通新聞社四国
2010/05/11

【香川】今月下旬にも参加要項発表 四国少年院建替

 法務省は、四国少年院の全面建て替えを建築、電気設備、機械設備の3分割で一般競争入札するため、5月下旬から6月上旬に入札参加資格要項を発表する。新施設は庁舎や3棟の寮室棟、体育館、教育棟などからなり総延べ面積は7000平方bを超える。
 棟別規模は、庁舎が鉄筋コンクリート造2階建て延べ1680平方b、寮室棟(A〜C)が鉄筋コンクリート造2階建て延べ約2450平方b、体育館が鉄骨造平屋約670平方b、教育棟が鉄骨造2階建て延べ約1380平方b、サービス棟が鉄筋コンクリート造平屋約470平方b、保護室が鉄筋コンクリート造平屋約40平方b、家庭寮が鉄筋コンクリート造平屋約70平方b、自転車置場が鉄骨造平屋約20平方b、渡り廊下が鉄骨造平屋約590平方b。設計は三橋建築設計事務所(東京都千代田区)が担当した。場所は善通寺市善通寺町2020。
 入札は7月下旬ごろ。工期は2010年度の単年度で建設されるか、2カ年となるかは、予算が確定していないため未定。
 四国少年院は、1946年に矯正院として開設され、49年に四国少年院となった。施設の老朽化に伴い全面的に建て替えられる。グラウンドや農場として利用されている部分に新施設を建設し、完成後に既存施設を解体し、グラウンドと農場に再整備する。