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日本工業経済新聞社(埼玉)
2010/05/24

【埼玉】行政と意見交換活発 22年度通常総会を開催 県建設業協会 

(社)埼玉県建設業協会は21日、平成22年度通常総会を建産連研修センターで開催し、平成21年度事業報告、同収支決算、平成22年度事業計画案、同収支予算案、役員の補欠選任を承認した。
 古郡一成会長は「建設業界は公共事業の減少が続き、受注競争の激化、ダンピング、資金調達の悪化など経営環境は極めて厳しく、会員の皆さんも大変苦しんでいる。われわれも生き残りをかけて国土交通省や埼玉県に入札制度の改革をお願いしている。最低制限価格の引き上げをはじめ、一般競争入札や総合評価方式への対応について今年度も行政と意見交換を活発に行っていきたい」と述べた。
 来賓の成田武志県県土整備部長は「災害時の出動など県民の安全安心確保のために常日頃ご協力をいただき、感謝申し上げる。今年度は川の再生や自転車環境の整備など8つの事業項目を推進していくが、建設業の皆さんの力が必要になる。上半期の前倒し発注に努めるとともに、県内企業への受注機会の増大を図っていきたい」と述べた。
 総会に先立ち、平成22年度全建会長表彰があり、「多年建設業及び業界発展のため尽力された功労者」の岩堀和久氏(岩堀建設工業梶j、宮崎正文氏(葛{崎土建工業所)、島村健氏(鞄村工業)、岩田勇二氏(滑笂c組)、大野年司氏(大野建設梶jの5人と「永年勤続優良社員としての表彰者」の山ア久男氏、伊藤和明氏、齋藤正二氏、花田春良氏、海老原俊郎氏、武田久男氏、田村守男氏、小林一郎氏、大塚久氏、新井芳文氏の10人が表彰状を受けた。
 記念講演では米田雅子氏が「建設業の複業化」に関し講演を行った。


提供:埼玉建設新聞