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日本工業経済新聞社(茨城)
2010/06/01

【茨城】最優秀者は葛v米設計・潟GイプラスデザインJV 新病院建設の基本設計 北茨城市

 北茨城市新病院対策課は、新病院建設事業に伴う基本設計プロポーザルを実施。5月31日に最優秀者を葛v米設計(東京都江東区)・潟Gイプラスデザイン(水戸市大町)JV、優秀者を活イ設計(東京都品川区)・渇。須賀満夫建築設計事務所JV(水戸市南町)に決定した。今後は、早ければ6月中旬にも業務委託契約を締結し、ことし10月までに基本設計を策定。その後、実施設計を11月から来年3月までにまとめる方針。建設工事は設計業務が順調に進めば、平成22年度末ごろの発注を計画している。
 既存病院を建設してから38年が経過し、老朽化が懸念されていることから新たな病院建設が必要とされていた。
 基本構想では、施設規模をRC造4階建て程度で、延べ床面積1万400u程度の病棟に160床を設置する計画。
 基本設計については、公募型プロポーザル方式を採用。応募は今月6日に締め切り、同プロポーザル審査委員会(長澤泰委員長)で2次にわたる審査を実施した。
 今回の審査のポイントは、第1にアクセス道路からの造成計画を含む病院および将来施設の配置計画、第2にに病院内部の平面・断面計画、第3に耐震性能の向上や環境問題など自由な提案への取り組みの姿勢が挙げられた。
 最優秀者の葛v米設計・潟GイプラスデザインJVの提案について審査委員会は「地形を生かすという課題に対して正面から取り組み、指摘された問題点も今後の設計作業の中で適切に解決しうる提案」と評価した。
 今後は、早ければ6月中旬にも業務委託契約を締結し、ことし10月までに基本設計を策定。その後、実施設計を11月から来年3月までにまとめる方針。建設工事は設計業務が順調に進めば、平成22年度末ごろの発注を計画している。平成25年春の開院を予定。総事業費に約50億円を投じる。  


提供:日本工業経済新聞