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日本工業経済新聞社(山梨)
2010/06/03

【山梨】市のシンボル誕生 新本庁舎が竣工 甲州市

甲州市のシンボルとなる新本庁舎がこのほど完成し2日、竣工式を挙行した。
 当日は多忙の中、小沼省二県副知事、宮島雅展甲府市長、荻野正直笛吹市長、井戸栄山梨市副市長ら約120人が出席。
 関係者によるテープカット後の式典で、田辺篤甲州市長は「新庁舎は地上3階地下1階建てで、現庁舎より、床面積も3倍近く広い。屋上には最大発電量約50kwの太陽光発電パネルを設置、自然光の状況に応じた室内照明光量制御センサーを整備、環境問題にも配慮した。地域・近隣の皆様には大変感謝している」と式辞を述べた。
 また、来賓の小沼県副知事が「素晴らしい新庁舎が完成したことで市民協働のまちづくりが進むことを願う」とあいさつ
 引き続き、宮島甲府市長は「甲府市でも新庁舎建設のため、現在仮庁舎で業務を行っている。3年近く過ごさなければならない。甲州市がうらやましい」と話した。
 新庁舎は、RC造3階地下1階建てで、延べ1万2231・22uの規模。駐車場は1070・87u。21年10月から着工し、22年5月末に完成した。塩山駅や現庁舎からも近く利便性がよい位置にある。
 設計監理業者は、天野建築設計事務所が担当。施工は、建築主体が早野組・石川工務所JV、電気設備が昌電社・コスモ電気工業JV、機械設備は雨宮工業・第一設備JV−。太陽光発電設備は、芙蓉実業が請け負った。  


提供:山梨建設新聞