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日本工業経済新聞社(茨城)
2010/06/09

【茨城】補正予算案公表 下水道事業に約2億 下妻市

 下妻市(稲葉本治市長)は、平成22年度第2回市議会定例会に提出する補正予算案を公表した。今回の補正は、大枠編成だった当初予算の肉付けを行うもので、建設関連には道路新設改良工事費や生活道路の改修工事費などを盛り込んだ。特別会計では、公共下水道事業で汚水管布設工事費などに約2億円を計上した。(5面に補正案の主な事業)
 当初予算編成時は、市長選挙を控えていたことから大枠の編成だった。このため、今回の補正で細部を強化する。
 一般会計全体では、1億5714万8000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ154億3956万4000円とする。
 土木費では、道路新設改良費に5460万円を増額。桜塚工業団地の進入路(L400m)など5件の工事を予定している。道路維持費には2615万円を計上し、市内各地の生活道路の改修工事を実施する。
 消防費の防火水槽建設工事は、皆葉・原・坂井地内に防火水槽を設置するもの。工事費には1650万円を盛り込んだ。また、昨年度に新築した鎌庭・大園木・別府地内の各消防団詰所外構工事費を390万円とした。
 教育関連を見ると、中学校の諸工事費に580万6000円を計上し、千代川中と下妻中の図書室などにエアコンを設置する。千代川運動公園の下水道接続工事費は429万1000円とした。
 一方、公共下水道事業では、汚水管布設工事に1億6900万円、付帯工事に600万円、実施設計・測量委託費に2000万円を計上した。


提供:日本工業経済新聞