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日刊建設タイムズ社
2010/06/11

【千葉】独自の建設業活性化策を/県建設業協会青年部会総会 建機体験や工業系高校PR 

 (社)千葉県建設業協会青年部会(郡司正哉部会長)の2010年度通常総会が、千葉市内のオークラ千葉ホテルで開かれ、09年度事業報告及び収支決算報告のほか、10年度事業計画及び収支予算を全会一致で可決した。
 議案審議に先立ちあいさつした郡司部会長は、今年の9月から10月にかけて千葉国体が開催されることについて、「各競技の実施に伴い、施設や周辺整備などの国体関連の仕事も出ている。親会(建設業協会)も国体のオフィシャルスポンサーとなり、国体のPRをはじめ、建設業界のイメージアップに努めている」と説明。
 一方、「次代を担うための新しい力となる工業系高校の新卒者が、中々建設業に入職して来ないという状況にある」ことについて氏は、青年部会として「今まで行ってきた建設重機体験学習会をはじめ、新たなCCI事業案でもある『工業系高校を中心とした建設業のPR活動をサポート』することにより、工業系高校の入職者を増やすとともに、建設業のイメージアップに努めていきたい」とし、さらに「少しでも親会とは違った方向から、建設業の活性化を考えていきたい」との考えを示し、あいさつを結んだ。
 また、この日は総会後に、県県土整備部から講師を招いて「総合評価」と「建設業法」についての研修会を実施。
 講師は、「総合評価」を技術管理課の中村義人主査、「建設業法」を建設・不動産業課の島田昌信主査、城本和彦副主査、前田圭介主事の各氏が担当した。

提供:日刊建設タイムズ