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建設経済新聞社
2010/06/24

【京都】長岡京消防署の現地建替え RC造3階建、延べ約1400u 実施設計は綜企画設計に

 乙訓消防組合は、現地で1期と2期に分けて建替える長岡京消防署について、このほど実施設計を綜企画設計大阪支店(大阪市西区)に決定した。工事は23・24年度の2ヵ年を予定しており、25年3月頃の完成を目指す。
 現消防署(RC造3階建、延1736u。長岡京市天神4丁目2−1)の耐震対策のため建替えるもの。現庁舎西側に隣接する京都府長岡京記念文化会館の駐車場への移転なども検討していたが、緊急車両の出入りが困難になることなどから、1期と2期に分けて現地で建替える。
 まず1期工事として、現庁舎の南側の駐車場用地に職員の仮眠室など事務機能を備えた1期棟を建設。庁舎西側の市民ひろばに車両等の一時的な駐車用地を確保した上で現庁舎を解体し、跡地に2期工事として会議室などが入る2期棟を建設する。1期棟はRC造3階建、2期棟はRC造2階建(一部3階建)で計画しており、合計延1400u程度となる予定。
 乙訓消防組合では21年度に新築に係る基本計画を共同設計京都事務所(京都市伏見区)で実施するなど建替えに向けた準備を進めてきた。
 組合における将来の財政計画によると、普通建設事業費は、▽22年度…8526万円(@庁舎建設等2949万円、A車両購入等5576万円)▽23年度…3億9008万円(@3億0719万円、A8288万円)▽24年度…3億3730万円(@2億9426万円、A4303万円)▽25年度…1億0377万円(@6922万円、A3455万円)▽26年度…2億1237万円(@1億1730万円、A9506万円)−と見込んでおり、長岡京消防署の建替え工事が予定される23・24年度に普通建設事業費が増加する。