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日本工業経済新聞社(山梨)
2010/07/10

【山梨】8橋の耐震工事発注へ 今年度から来年度にかけて着手 県中北建設

 国道358号内の橋梁の耐震化を進めている県中北建設事務所道路課は、昨年度までに設計が完了した8橋の耐震補強工事を順次発注する。工事に際しての予算はすでに確保しており、今後、優先順位を決めて発注していく方針だ。
 工事を予定するのは、下曽根橋、隠池橋、五十五橋、山の神橋、山葵沢橋、新間門橋、城山橋、城越橋の8橋。設計は長大、エイト、大日本コンサルタント、八千代エンジニアリング、サンポーなどが担当した。
 耐震補強を実施する区間は甲府市中小河原〜同市古関町までで、対象となる橋梁は27橋。このうち、国道358号と国道20号が交差する地点にある平和立体橋はすでに工事が完了。また、同市古関町地内の芦川大橋については現在工事している。
 その他の橋梁の設計業務については、現時点では発注の予定はなく、工事の進捗を見ながら来年度以降に発注する見通し。
国道358号は甲府圏域と富士北麓地域とを結ぶ第一次緊急輸送路に指定されている。県では大規模地震などの災害に備え、生命線となる同線を優先的に耐震化していく方針。
 橋梁の詳細は次の通り。
 下曽根橋(単純PC・T桁橋、上りL207・7、W10・3m、下りL206・0、W9・8m)▼隠池橋(2径間PC箱桁橋、上りL140・3m、W10・3m、下りL131・9m、W9・8m)▼五十五橋(2径間鋼鈑桁橋、L54・8m、W7・8m)▼山の神橋(3径間2箱桁橋、L90・8m、W7・7m)▼山葵沢橋(2径間2箱桁橋、L55・0m、W8・5m)▼新間門橋(2径間鋼鈑桁橋、L59・2m、W8・3m)▼城山橋(L29・4m、W8・5m)▼城越橋(L26・0m、W7・5m)。


提供:山梨建設新聞