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日本工業経済新聞社(茨城)
2010/08/04

【茨城】熊谷組が施工 駅東口地区再開発事業 ひたちなか市

 ひたちなか市勝田駅東口再開発事務所は3日、勝田駅東口地区第一種市街地再開発事業特定建築者の鞄立ライフ(日立市幸町)が施設建築物建築工事請負業者を褐F谷組(東京都新宿区)に決定したことを明らかにした。今後は、事業地区内の北側をI街区、U街区、公共広場とし、I・U街区に住宅や宿泊機能を主体とした複合ビル2棟を建設する。平成24年2月末の事業完了を目指す。

 事業場所は、JR勝田駅東口(ひたちなか市勝田中央1−1)ほか約1・5ha。
 これまでに同事業の特定建築者である鞄立ライフが、ひたちなか市の新たな玄関口となる駅東口と街を、より快適に暮らすことのできる便利で魅力ある施設を建設するため、4社の指名競争入札を実施。その結果、褐F谷組を施設建築物建築工事請負業者に選定した。
 同請負業者が行う工事は、事業地区内の北側にI街区複合ビル新築工事(住宅棟)、U街区複合ビル新築工事(宿泊棟)をことしから23年度までの2カ年で整備する。
 I街区には、住宅(50戸)や商業・業務・公益などの施設を配置。主な構造は、RC造一部S造11階建て、延べ床面積6334u。
 U街区は、宿泊(101室)、商業施設や駐輪場などを設ける。主な構造は、S造6階建て、延べ床面積3921u。
 同事業の基本・実施設計は褐サ代計画研究所(東京都)がまとめた。
 現在、整備地区では既存施設の移転や退去が進められており、残るはJR東日本の勝田運輸区。近く、西口で建設中の新運輸区へ移転する流れ。
 工事着工は、8月中旬からを予定。市が整備を進める交通広場(約9500u)の拡幅工事や区画街路整備と合わせ、平成24年2月末の事業完了を目指す。
 概算事業費に約66億4000万円を見込む。


提供:日本工業経済新聞