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日本工業経済新聞社(山梨)
2010/08/26

【山梨】9月初旬に工事公告 電気・機械は指名か 北杜市

市立甲陽病院の改築工事を進める北杜市は、来月下旬にも建築、電気、機械の3分離で入札を実施する計画だ。早ければ、9月初旬にも建築工事について、事後審査型条件付き一般競争入札を公告する見通し。
 契約を担当する管財課によると、電気、機械は指名競争が有力としながらも、積算金額によって一般競争も視野に入れているもよう。現在、参加要件など詳細について詰めている状況だ。
 今回、改築の対象となるのは、療養病棟やリハビリテーション科がある本館部分で、老朽化が見られることから補強・改修を含めた工事を行うこととなった。
 新施設は、同敷地内の北側にある駐車場にRC造2階建て、延べ床面積約1785・9uの規模で建設する見込み。1階をリハビリテーション科、感染症4床。2階に療養病棟32床、特殊浴場、食堂、ナースステーションなどを備える。
 また、2階部分には、一般病棟などがある現新館との連絡通路を設置する予定だ。特に、リハビリテーションについては、既存施設より床面積を増床させ、言語訓練や日常復帰訓練などに充実を図った施設となるもよう。設計は、綜合建築設計事務所(甲府市住吉5丁目3−13電話055−227−5233)が担当した。
 市立病院では「今年度から新施設の改築工事に着手する。完成次第、既存施設の解体や駐車場の整備など外構工事を新たに発注することになると思う」と話す。
 同病院は、敷地面積1万236・04u、延べ床面積8719・83u(新館=6502・60u/本館=RC造、地下1階地上3階、2217・23u)の規模。昭和48年に本館が建設され、平成8年に新館が増築された。


提供:山梨建設新聞