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建設経済新聞社
2010/09/17

【京都】美山学校給食センター改築へ 23年度にも基本設計

 南丹市教育委員会は、美山町静原の美山学校給食共同調理場について、改築を検討している。早ければ23年度にも基本設計にとりかかる意向。
 南丹市の学校給食共同調理場は、旧4町毎に1ヵ所ずつセンター方式で配置されている。このうち美山学校給食共同調理場(美山町静原桧野19)は美山中学校敷地内にあり、配食能力は約700食。
 他の3調理場は、調理室の床を水で濡らさないように作業するドライ方式だが、美山の調理場のみウエット方式で器具に足を付けるなどしてドライ仕様としている状況。市教育委員会は改築を機にウエットからドライ方式に変更する方針。配食能力は現在と同程度を想定している。
 美山中学校敷地内にあるが、現在地付近に新センター(RC造平屋建を想定)を移転整備する予定。早ければ23年度にも基本設計に着手する意向。26年度頃の整備を想定しているが、基本設計と実施設計を経て、予算が確保できれば25年度頃の前倒し実施もにらむ。

美山中の管理・特別教室棟
23年度から改築工事

 美山中学校は23年度から管理・特別教室棟の改築を計画している。現在の棟はRC造3階建、延1006u。昭和36年築で学校施設の中で最も古い部類に入る。改築後は867uとなる予定。
 美山中では、南丹市が18年度に管理・特別教室棟の耐震診断を三宅建築事務所(京都市左京区)、21年度に校舎改築工事設計を日匠設計(福知山市)で行っている。また21年度には屋内運動場の耐震補強工事を丹波建設(南丹市)で実施した。