トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2010/09/17

【香川】盲学校など来年度以降 特別支援学校耐震

 香川県特別支援教育課は、特別支援学校の耐震補強未改修の盲学校(高松市)など8棟の整備推進を2011年度以降に図る。未改修となっているのは盲学校が2棟、高松養護学校(高松市)が5棟、香川西部養護学校(観音寺市)が1棟。実施設計は盲学校の2棟のほかは今後、行われる。
 特別支援学校の耐震補強未改修は、善通寺養護学校の4棟を含め12棟あるが、同校は移転整備計画が進められているため、改修は実施しない。
 県の特別支援学校は8施設あり、全棟数は64棟。このうち1981年以前の棟数は32棟あり、24棟は耐震改修が行われている(工事中含む)。耐震診断率は100%で、耐震化率は87・5%となっている。
 耐震未改修の8棟は、盲学校(高松市扇町)の第2棟が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1013平方b、68年竣工、設計はタカネ設計(高松市)と土居設備設計(高松市)が担当した。理療棟が同造2階建て延べ944平方b、81年3月竣工、設計はコモン(高松市)が担当した。
 高松養護学校(高松市田村町)が南棟の同造2階建て延べ1535平方b、60年10月竣工。中棟の同造2階建て延べ1301平方b、62年6月と62年8月竣工。北棟・寄宿舎棟の同造2階建て延べ2115平方b、63年から82年に4度にかけて建設された。3棟の耐震診断は市原建築設計事務所(高松市)が担当した。
 ほか管理棟の同造2階建て延べ585平方b、71年3月竣工と自立活動棟の同造平屋293平方bで2棟の耐震診断は谷本建築設計事務所(高松市)が担当した。
 香川西部養護学校(観音寺市出作町)が食堂棟の鉄筋コンクリート一部鉄骨造平屋232平方b、79年と99年竣工。耐震診断はアキ建築設計事務所(高松市)が担当した。