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建設経済新聞社
2010/09/21

【京都】胡麻郷小学校の体育館 改築着手は24年度予定 八木中体育館耐震補強も

 南丹市教育委員会は、23年度に改築する美山中学校の管理・特別教室棟に続き、24年度に胡麻郷小学校の屋内運動場(体育館)の改築を予定している。
 市における学校施設の耐震化は、耐震指標のIs値に加え、工事中の児童生徒の安全確保の観点から同一年度に同じ学校で複数の工事が行われることを避けるといったことにも留意し、工事実施の順位等の計画案を作成している。
 学校施設の耐震化は大半を耐震補強で対応する方針だが、改築対象として美山中学校の管理・特別教室棟と胡麻郷小学校の体育館が浮上。美山中学校の管理・特別教室棟は23年度から工事にとりかかる考え。
 胡麻郷小学校(日吉町胡麻中野辺谷3−3)の体育館はS造平屋建、473u。昭和36年築で学校施設の中で最も古い部類に入る。旧日吉町時代に改築計画があったため、市町村合併で南丹市に移行した後も耐震診断は未実施だったが耐用年数を経過していることから改築が検討されていた。
 19年度に耐力度調査を日匠設計(福知山市)で実施。21年度には同社で改築工事基本計画案の作成を行った。新体育館はRC造平屋建、800u規模で計画。24年度から工事に着手する予定。
 このほか、24年度には八木中学校の体育館(RC造平屋建、950u)の耐震補強も予定している。